長岡市議会 2016-03-09 平成28年 3月産業市民委員会−03月09日-02号
対象事業といたしましては、仏壇ですとか、与板の打刃物、小国和紙、寺泊曲物等の伝統産業が対象となっている事業でございます。
対象事業といたしましては、仏壇ですとか、与板の打刃物、小国和紙、寺泊曲物等の伝統産業が対象となっている事業でございます。
◎深澤 工業振興課長 市内には、委員がおっしゃられた国の伝統的工芸品に指定されております越後与板打刃物と長岡仏壇のほか、県の無形文化財である小国和紙や市の無形文化財である寺泊の曲物などがございます。
ついこの前もイベントで知り合った寺泊の曲物と共同で、たまたま隣にブースがあったということでお互いに話をして、長岡造形大の協力を得ながら照明の新製品の開発にも取り組んでございます。
このほかにも文化財及び民芸品として小国和紙や栃尾紬、手まり、寺泊曲物工芸等、市内には今も十分魅力的な手わざが残っています。米どころにうまい酒ありと知られた日本酒の数々の蔵元、みそ、しょうゆづくりなどのこうじ文化が根づいているのがここ長岡です。重要なのは、この伝統的ななりわいを守り続けている職人たちが今なお地域に存在しているという事実であります。
◎竹田 工業振興課長 長岡市内におきましては、代表的な伝統産業といたしまして、長岡の仏壇、今ほど紹介がありました三島ののこぎり、与板の打ち刃物、栃尾のつむぎ、寺泊の曲物、小国の和紙などがございます。
市内には、このほかにも無形文化財の小国和紙、これは原料のコウゾを育てて皮引きをし、すいた紙を雪にさらすという、雪深い生活の中ではぐくまれた独特の工程を持つ貴重な工芸品ですし、また寺泊に残る曲物、栃尾のかすりやつむぎなどの伝統織物、三島ののこぎり製造なども手仕事の高度な技術を今に伝えています。私は、2年前にもこの場で伝統工芸産業の伝承と地域資源としての活用について質問をいたしました。
栃尾紬は室町時代から続いた織物、寺泊の曲物は鎌倉時代初期の平家落人の秘伝と伝えられ、与板の越後与板打刃物の起源は直江景綱が春日山より刀剣師を伴ったのが始まりと記録されています。また、脇野町のこぎりは江戸時代、天保年間に会津より伝わり、長岡仏壇はやはり江戸時代中期に始まった高度な彫刻、彫金技術を今に伝えております。